現在のシャトルはほとんどがガチョウの羽を16枚使用して、わずか5g…A4の紙1枚分の重さしかありません。
アヒルの羽を使った物もありますが、耐久性が弱く主に練習用で使われています。
シャトルは形状的に空気抵抗の影響を受けやすく、室温や高度によって飛び方が全く違ってしまいます。
・気温が高かったり、高地で使用する場合は、遠くまで飛びます
・気温が低かったり、低地で私用する場合は、飛びが悪くなります
それらのバラつきを、なるべくなくすために、製造段階で「スピード番号」を振り、飛距離を平均化しています。
適正温度範囲
- スピード2番(夏用) 27℃~33℃
- スピード3番(春秋用) 22℃~28℃
- スピード4番(春秋用) 17℃~23℃
- スピード5番(冬用) 12℃~18℃
スピード番号は、蓋の上についているシールで簡単に見分けることができます。
また、シャトルは非常に高価な物なので、通常のクラブなどではほんのちょっとの基準で検定落ちした
「無印商品」ならぬ「無印シャトル」を使って経費削減をしていたりもします。